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それ行け!早乙女研究所所属ゲッターチーム(TV版)!

70年代ロボットアニメ・ゲッターロボを愛するフラウゆどうふの創作関連日記とかメモ帳みたいなもの。

悲劇のゲッターQについて考える そのに

ミユキの姿になり、早乙女家に帰ってきた恐竜王女ゴーラ。
わずかな時間を過ごし、そしてまた姿を消してしまう…
「早乙女家にお別れがしたい」と行って出てきたゴーラですが、
おそらくミユキの帰りを誰よりも喜んだのは、早乙女博士であり、
そして彼の妻、和子でしょう。
縁もゆかりもない、素性も知れない子どもを、養子とする決断ができた夫妻。
そんな夫妻だったからこそ、ミユキが失踪した時の哀しみは重く、
再び現れた時の喜びは大きかったでしょう。
ですが、早乙女和子は、この物語では…少なくとも画面上は出てきません。
彼女はどのようにミユキに相対したのだろうか?
そして…全てが終わった後、彼女は一体どう感じたのだろうか?

ゴーラ「ミユキは死んだわ!
それもたった今!皆既日食と同時にね!」
次にミユキが彼らの前に姿を現したのは、皆既日食が…もはや人間の姿にはなれなくなってしまう、恐竜の姿に戻るとき…あらわれた時。
彼女は、もうハナから死ぬつもりだったのだろう。
もう、それを知っている視聴者には、彼女が…ゴーラがゲッターチームに吐き捨てる挑発すら、痛々しくて悲しいものにしか聞こえない。

ゲッタークイーンは、ろくにゲッターロボに攻撃を仕掛けなかった。
不可避の死を、受け入れるつもりしかなかった。

だからこそ。
帝王ゴールの決断すら、悲劇を彩る一手になってしまう。
ただ、彼は、「娘を救いたかった」だけなのに…

帝王ゴール「おのれゲッターロボ!
ギンに援護させろ、このままではゲッタークイーンがやられてしまう!」

TVアニメ版ゲッターロボは、恐竜帝国編・百鬼帝国編(G)と二系統の物語があるわけですが、
その敵首魁、帝王ゴールとブライ大帝は、同じボスキャラでもだいぶ印象が違います。
有能さ、冷徹さを強く感じるブライ大帝に対し、
帝王ゴールは、シリーズ後半の「大魔神ユラー」の登場とともに加速した愚昧さの演出のせいで、どうも「暗愚」的なイメージがどうしてもつきまとうのですが…

ですが、ブライ大帝にはあまり感じられるエピソードがなかった「人間らしさ」を見せるエピソードを帝王ゴールは持っている、それがこの「悲劇のゲッタークイーン」なのです。


この物語での帝王ゴールは、一貫して「ゴーラの父親」であり、「ハ虫人の王」。
その二者が何より愛する娘を引き裂いてしまった、その苦悩と苦痛を背負い苦しむさまを、
彼はありありと見せているのです。

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