ゲッターロボG 第二十六話 鬼になったあいつ!より。
ハヤトの幼馴染・イサムは、「いつかでっかいことをやってやる!」と息巻き、百鬼帝国の手に落ち、角をうえられヒトでなくなり、「暴竜鬼」となりました。
諌めるハヤトに、知ったような言葉を残して。
「人には人の生き方がある!
ハヤト、お前にはお前の生き方が、
そして俺には俺の生き方がある!」
しかしゲッターとの対決のさなか、彼は自分の母親にも似た老婆を結果的に殺してしまいます。
そうしてようやく彼はようやく己の選択が誤りであったことを悟り、泣き叫ぶのです。
その時。イサムが叫んだ言葉。
あまりに痛々しくて、胸が張り裂けました。
人間としての弱さ、安易な力に溺れた弱さ、そして罪を犯した弱さ、その挙句に救いを求める弱さ。
子供向け番組とは思えないほどに、それはシビアに耳に突き刺さります…
イサム「…いやだ、…やだやだぁ!
母ちゃん助けてくれよ!鬼なんていやだあっ!」