TV版は「ぬるい」のではない。
「ジャンルが違う」のだ。
よく言われるのが、「TV版のゲッターチームはいい子ちゃんで(笑)」「TV版は生ぬるい(笑)」とかいう意見。
何と比べて、かと言うと、それは漫画版とかOVA版とかとなんだけど。
そういう意見を聞くたびに、「うーん?」となっている。
ゲッターロボ、という名前、それに登場人物の名前、3機の戦闘機が合体して巨大ロボットになるという設定…
こう言うものが共通しているからこそ「ゲッターロボ」なんだけど、私はそれぞれの世界はパラレルワールドであって、まったく違う世界であると考えている。
ちょうど、料理が日本料理フランス料理イタリア料理…のようにジャンルが違えば世界が違うのと同じように。
まさか、和食がイタリア料理より上だ、なんていうことはできないだろう。
TV版ゲッターとその他のゲッターは「ジャンルが違う」のだから、同列に見るのは非常に難しいと思うのだけど。
子どもさんの見るアニメであったTV版で残虐描写とかダメだろさすがに(;^ω^)
あと、TV版ゲッターロボ(Gも)全部見てる…っていう人が少ないのも事実かな、と思う(リアル世代でなおもゲッターについて語り続けている…っていう人が少なくなっているのも関連して)
私はリアル世代ではないが、一応全部見て、英語版Gも見てきた。
その上で思うのは、「TV版ゲッターでの『敵』のとらえかたは特徴的」ということだ。
そしてその意味で言えば、TV版は決して「ぬるくない」。
実は、ゲッターロボ第一話においてすでにその片鱗を見ることができるのだ。
このことについても、ぼちぼち書いていきたいと思う。