無敵ロボトライダーG7第二話「社長はつらいよ」を試聴。
トライダーはやや知名度の低いロボットアニメ作品だが、私はいろんな意味でハイレベルだと思っている。
この第二話では、「敵」…とはいっても主人公・ワッ太たちはその存在を知らない…ロボット帝国の目的が明らかとされる。
それは「地球を支配し地球人を労働力(奴隷化)とする」ために「資源やエネルギーを奪い弱体化させる」こと!
何がすごいって、この目的が終盤までずっと基本的にぶれていないことなのです!
だから狙うのは一貫して宇宙にある基地などであったり、その結果として地球に経済的な困難がもたらされていることが描写されている(ラーメンの値段が上がっている、という会話、家業が立ち行かなくなったクラスメートが引越し転校してしまう…など)。
さすがロボットですね。あ、何か病んでた(壊れてた)ジルバさんはちょっと例外かも。
さて、我らがゲッターロボの敵国たる恐竜帝国や百鬼帝国なのですが、これがまた時々揺らぐんです(笑)
まずは両帝国の目的をおさらい:
恐竜帝国…自分たちを破滅させるゲッター線を研究している早乙女研究所の研究をやめさせる
百鬼帝国…膨大なエネルギーを生み出すゲッター線増幅装置を奪う
なのに。
恐竜帝国は、あくまでその目的を阻む障害の一つでしかないゲッターロボに気をとられ、研究所破壊or早乙女博士の殺害というメインを忘れ去ることが数回(基本的にはゴール様のせいです)。
百鬼帝国も、ゲッター線増幅装置をゲットすればいいと言うのに、増幅装置のある研究所を火責めにしたり、その装置様に自爆装置つける奴がいたり(←剣王鬼)。
うん、
あの、
恐竜帝国も百鬼帝国も、ロボット帝国に研修に行くべきです。