百鬼帝国のエリート集団・「百鬼百人衆」。
彼らはそれぞれ「○○鬼」と呼ばれているが、
私はこれをある意味での「継承していくタイトル」だと考えている。
つまり、歌舞伎や能のように、名人の名前を「タイトル」として受け継いでいく…というタイプであり、決して彼らの本名ではない…というのが私の考えだ。
(私の自作ゲッター小説のなかで使っている設定でもある)
なぜかというと、ゲッターロボGの中でも有名な話、第8話「夜空に輝く二つ星」があるからである。
母親の「白骨鬼」が、娘の「リサ」に七夕に会うのを楽しみにしている。
だが、それはかなわぬ夢になってしまい、彼女自身もゲッターチームに滅ぼされる…という話。
で、ここだが、娘は「リサ」であり、「○○鬼」ではない。
また、この話で、リサを反逆者扱いとした学校の教官の名前は「鬼丸」。
この二人の登場人物を見ても、鬼の帝国百鬼帝国とはいえ、誰もが「○○鬼」ではないことがわかる。
それを考えると、この「○○鬼」もなんだか趣深い。
例えば、「白髪鬼」なら、これは老齢の戦士に与えられるのかな?とか、
「牛剣鬼」なら、やっぱり剣の達人向けなんだろうな…とか。
個人的には、ヒドラーさんは何かの「○○鬼」を経由してるんじゃないかな?とか思ったりもしますんで(いきなり総帥みたいなリーダー格にはなれないでしょうしね)、
そのころの話とかをねつ造ショートストーリーにしてみたいな、なんて思っています(*^◯^*)